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第一線で活躍する演奏家がプロデュース! プロデューサー in レジデンス

2021年度よりスタートした「プロデューサー in レジデンス」は国内外で活躍する演奏家をプロデューサーに迎える当館独自の事業。 
東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立劇場にデビューした藤木大地(カウンターテナー)が初代プロデューサーを務め、第2代プロデューサーには2021年のショパン国際ピアノコンクールで第2位を受賞、ますます活躍の幅を広げる反田恭平(ピアノ)が就任。この二人がバトンタッチする2023年は、それぞれの個性が活かされたプロデュース公演を楽しめる年になります。

  • ©Florian Hammerich
  • ©Kazuhiko Suzuki
©Yuji Ueno
2024年3月20日(水・祝)~24日(日)
反田恭平プロデュース
横浜みなとみらいホール25周年音楽祭

ホールのシンボル パイプオルガン "Lucy" の響き

オーバーホールを経て、ますます音色に磨きのかかったホールのシンボル、パイプオルガン "ルーシー"。
開館25周年記念としてホールオルガニスト近藤 岳が渾身の企画をプロデュース。エレクトロニクス、ピアノ、サクソフォンそしてパイプオルガンという異色の組み合わせで新しい音楽像を描きます。
2時間たっぷりとオルガン音楽を楽しめるリサイタル・シリーズは今年47回目。今回は国際的に活躍する指揮者・オルガニストの鈴木雅明が氏の創設したバッハ・コレギウム・ジャパンの合唱メンバーとともに登場します。

歴史あるシリーズを次代につなぐ

1982年に開始され、40 年を超える歴史を持つ「横浜市招待国際ピアノ演奏会」は、世界の国際ピアノコンクール入賞者の中から将来を嘱望される若き才能を紹介し続けてきました。これまでに世界28か国から189人の新進気鋭のピアニスト達を招聘してきた歴史は、横浜の文化的な財産となっています。
1977年に横浜市が開始した「日本の作曲家シリーズ」を継承し、1999年に横浜市文化振興財団がリニューアルした「Just Composed in Yokohama ―現代作曲家シリーズ―」。 2004年に横浜みなとみらいホールが受け継ぎ、毎年度開催してきました。時代性が反映される同時代の音楽を振興し、その魅力を伝え、新たな音楽表現に触れていただくことで、次の世代に音楽の歴史をつなぎます。

街と音楽を気軽に楽しむ

ホールのあるみなとみらい21地区はアートやグルメ、ショッピングなどのスポットも多く、公演によっては近隣施設と連携したキャンペーン等も開催。
公演と一緒に様々な魅力であふれるみなとみらいの街をお楽しみください。

  • ©JUNICHIRO MATSUO
  • ©Simon Yu
  • ©TakafumiUeno
  • ©Yoshinobu Fukaya
  • ©Ayane Shindo
  • ©Makoto Kamiya
  • ©Marco Borggreve

年末年始を彩る

年末年始は、みなとみらい21地区が最も賑わう季節。毎年恒例となっているオルガンのクリスマス・コンサート、リニューアルに合わせて一新した大晦日のコンサート、新年にふさわしい華やかなコンサートで、年末年始を彩ります。

©Norizumi Kitada/Universal Music

次世代に充実した音楽体験を

未来の音楽家の発掘、鑑賞、公演制作など、次世代を担う芸術家や音楽と社会をつなぐ人材を育むため、様々な音楽体験の機会を提供します。

©平舘 平
11月~2024年3月
10代のためのパイプオルガン・レッスン

他館との連携

Bunkamura(渋谷)の長期休館に伴い、同館と横浜みなとみらいホールの連携企画がスタート。
「N響オーチャード定期」2022/2023シリーズのフィナーレを横浜で開催します。