沿革
1983年11月 | 「みなとみらい21事業(※)」 着手 ※横浜のウォーターフロントにおける新しい都心づくりを目指した事業。関内・伊勢佐木町地区と横浜駅周辺地区の都心を一体化し、みなとみらい21地区にオフィス、文化施設、商業施設など多彩な機能を集積。これにより市民の就業の場や賑わいの場を創出し、経済の活性化と経済基盤を確立することで、横浜の自立性を強化している。また、耐震バースや共同溝、災害用地下給水タンクなど災害に強い都市基盤が整備された。海辺の臨港パークやグランモール公園などの公園や緑地による緑のネットワークも形成されている。 |
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1989年03月25日 | 横浜博覧会開催(~10月1日) |
1994年02月 | 横浜みなとみらいホールが入る「クイーンズスクエア横浜」着工 |
1997年 | 横浜みなとみらいホールが共同事業体TRY90から横浜市に無償譲渡される |
1997年04月 | パイプオルガン“ルーシー”(※)が横浜に到着する ※アメリカのC.B.フィスク社で製作されたホールを象徴するパイプオルガン。1997年1月にボストンで仮組したのち輸送され、4~6月に組み立て、翌98年5月まで約1年間をかけて整音作業が行われた。 |
1997年07月 | 「クイーンズスクエア横浜」オープン |
1997年10月 | 横浜みなとみらいホール条例 施行 |
1998年02月01日 | 小ホール先行オープン 初代館長:渡壁 煇 運営:財団法人横浜市文化振興財団 |
1998年05月31日 | 開館記念式典(開館日) 開館記念式典の1コマ
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1998年06月05日 | グランドオープン 「クルト・マズア指揮 ニューヨークフィル」による、ベートーヴェン《レオノーレ序曲第3番》《運命》でグランドオープン。「クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」(10/22)やCMで人気の「キャスリーン・バトル」(12/22・24)など、旬の世界的アーティストの公演に加え、首都圏のプロオーケストラを招き、各楽団の特色を出す「日本のオーケストラシリーズ」(12/23~6/12)を開催した。 1998年 ニューヨーク・フィルハーモニック(©藤本史昭)
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1998年06月09日 | パイプオルガン事業 「オルガン・1ドルコンサート(※)」はじまる ※市民にパイプオルガンを身近に感じてもらう企画として開館時から開催。本格的なリサイタルのほかに、ホールを飛び出して市内の教会や学校を横断する「パイプオルガンと横浜の街」、他のホールと連携しての「パイプオルガンツアー」も行ってきた。 |
1998年10月03日 | 首都圏オーケストラによる定期公演(※)はじまる ※神奈川フィルハーモニー管弦楽団第150回定期演奏会開催。2019年度時点では、首都圏オーケストラ(神奈川フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団)が、ホールで定期的に演奏会を開催している。 |
1998年10月13日 | 「心の教育ふれあいコンサート(※)」はじまる 横浜市内の小学生が、大ホールでオーケストラの生演奏を体験し、鑑賞マナーを学ぶコンサート。2020年までに延べ60万人以上が参加した。 |
1998年11月20・21日 | 「横浜市招待国際ピアノ演奏会(※)」の会場が横浜みなとみらいホールへ移行する ※将来を嘱望される若手演奏家を世界中から選出し、市民に紹介する演奏会。1982年に始まった「横浜市招待国際ピアノ演奏会」を継承。2021年コロナ禍において来浜できない演奏家も、演奏の鍵盤やペダルの動きを横浜のステージ上の「Disklavier™(ディスクラビア)」で再現して参加。 1998年 横浜市招待国際ピアノ演奏会(©藤本史昭)
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1999年12月31日 | 「ジルヴェスターコンサート(※)」はじまる ※神奈川県にゆかりのある音楽家たちが一夜だけのヴィルトゥオーゾ・オーケストラを結成。話題のソリストと奏でる、華やかな年越しのガラコンサート。 1999年‐2000年 ジルヴェスターコンサート(©藤本史昭)
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2000年05月05日 | 「こどもの日コンサート(※)」はじまる ※毎年「こどもの日」に開催する、こどもたちによる、こどものためのコンサート。神奈川フィルハーモニー管弦楽団とともに、合唱やダンス、ソリストにこどもたちが出演し、会場のこどもたちと「こどもの日」を祝う。2021年からは中学生プロデューサーたちが講座に参加しながら企画・運営に携わっている。 |
2002年05月~ | パイプオルガン事業「オルガニスト・インターンシップ・プログラム(※)」スタート ※パイプオルガンを持つホールに必要とされる専属オルガニストを養成するプログラム。修了生は各方面で活躍の場を広げており、これまでに数々のオルガン奏者を輩出。2020年までに23人を育てている。 |
2004年02月01日 | 横浜高速鉄道みなとみらい線開業 |
2005年03月12日 | 「Just Composed in Yokohama-現代作曲家シリーズ-(※)」がホール事業へ移管 ※今注目すべき気鋭の作曲家への新曲委嘱、そして過去の委嘱作品の再演を柱に次代につなぐべき音楽を生みだす事業。その前身は、1977年から始まる横浜市の「日本の作曲家シリーズ」。1996年に当財団が継承し、1999年度から「Just Composed」シリーズとして開催、現在に続く。 |
2006年01月 | 「横浜オペラ未来プロジェクト(※)モーツァルト・ガラ ~港と海へのオマージュ」開催 ※若い音楽家たちを発掘し、国際レベルの指導のもとに育成・支援・芸術創造活動を行うプロジェクト。歌手、演奏家、演出助手、スタッフは公募により選ばれオペラ上演やワークショップなど多様なプログラムを実施(~2009年) |
2006年05月25~28日 | パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン全曲シリーズ |
2007年04月01日 | 第1期指定管理期間開始 第2代館長に 池辺 晋一郎 就任 |
2008年 | 開館10周年記念事業 横浜みなとみらいホール開館10周年記念特別企画として「パーヴォ・ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団 ブラームス交響曲全曲演奏会」(6/7・8)を開催。 |
2011年03月11日 | 東日本大震災発生 |
2012年04月01日 | 第2期指定管理期間開始 |
2013年09月~11月 | 「横浜音祭り(※)」はじまる ※3年に一度、横浜で開催される、日本最大級の音楽フェスティバル。国内外で活躍するトップアーティストによる新作公演、子どもたちがプロのミュージシャンに学ぶワークショップ、街なかで様々な音楽が楽しめる参加型ステージといった音楽プログラムを横浜市内全域で楽しむことができる。2019年度は延べ70万人以上が参加した。 |
2015年02月06・07日 | 新作オペラ制作・海外公演「竹取物語」、ハノイ・オペラハウスで上演 ホール初の創作オペラ作品となる沼尻竜典作曲の歌劇《竹取物語》を、横浜のパートナー都市ベトナム・ハノイ市のオペラハウスで上演。日越共同でつくりだす舞台が人気を博しており、現在も再演が続いている。 2015年 オペラ「竹取物語」
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2018年 | 開館20周年記念事業 横浜みなとみらいホール開館20周年記念特別企画として 「サー・サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団」(9/28)を開催。 |
2020年04月01日 | 第3代館長に 新井 鷗子 就任 |
2020年09月01日 | 「横浜WEBステージ(※)」はじまる ※新型コロナウイルス感染症の影響で活動の場が減少しているアーティストへの⽀援を目的に始まったバーチャル版芸術フェスティバル。2022年現在、総再生回数は300万回を超える。 |
2021年01月~22年10月 | 大規模改修工事に伴い、長期休館に入る |
2022年04月01日 | 第3期指定管理期間開始 |
2022年10月29日 | リニューアルオープン |