第42回 横浜市招待国際ピアノ演奏会

主催・共催公演

横浜から世界へ羽ばたく若きピアニストたちの国際フェスティバル

1982年に開始された「横浜市招待国際ピアノ演奏会」は、将来を嘱望される若き才能を紹介し続けてきた歴史あるコンサートです。 42回目の開催となる今回も、トップ・クラスの国際コンクールで実力が認められているタチアナ・ドロホワ(ハエン市国際ピアノコンクール第2位)、ガブリエーレ・ストラータ(プレミオ・ヴェネツィアの第35回大会第1位)、三浦謙司(Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝)、オルランド・バス(メシアン・ピアノ・コンクール第1位)が迸る才能と溢れる個性で会場を魅了します。

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関連イベント開催 


■ピアニストってどんな人? 子どもたちとの交流会

日時:2024年11月15日(金)17:00~18:00(開場16:45)
会場:横浜みなとみらいホール レセプションルーム
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■イリーナ・チュコフスカヤ 公開マスタークラス

日時:2024年11月16日(土)11:00~13:10(開場10:40)
会場:横浜みなとみらいホール レセプションルーム
詳細はこちらをご覧ください。


★要事前申込/横浜みなとみらいホールチケットセンター
 045-682-2000(電話 10:00~17:00|窓口 11:00~19:00 ※休館日・保守点検日を除く)
【受付開始日:8月7日(水)】

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公演情報

日時 2024年11月16日(土) 15:00開演(14:30開場)
会場 小ホール
出演 ピアノ:タチアナ・ドロホヴァ
ピアノ:ガブリエーレ・ストラータ
ピアノ:三浦謙司
ピアノ:オルランド・バス
曲目 ●タチアナ・ドロホヴァ
プロコフィエフ:ロミオとジュリエットからの10の小品 Op.75
●ガブリエーレ・ストラータ
ショパン:ノクターン Op.15 No.3
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ(大ソナタ)Op.37
●三浦謙司
メンデルスゾーン:3つの旋律 Op.4
ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116
●オルランド・バス
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
料金 全席指定
一般:4,800円
65歳以上の方:4,500円
学生・障がい者手帳をお持ちの方:2,500円

未就学児入場不可
主催横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催横浜市
助成文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業[地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業])│独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛・ヤマハ株式会社
・日本ゾーディアック株式会社
・株式会社ランディックス
チケットお取り扱い 車椅子席をご希望の方は、横浜みなとみらいホールチケットセンター(電話・窓口)にてお申込みください。
お問合せ 横浜みなとみらいホールチケットセンター :045-682-2000
営業時間:電話 10:00~17:00/窓口 11:00~19:00(休館日・保守点検日を除く)
出演者プロフィール
タチアナ・ドロホヴァ(ピアノ)
1991年、ヴォルゴグラードの音楽一家に生まれる。6歳でピアノを始め、ヴォルゴグラードの第14児童音楽学校(アンナ・チェルファス女史のクラス)、2009年に中央音楽学校、2016年にチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院(アレクサンドル・ムンドヤンツ教授のクラス)を卒業。また、ドミトリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ディーナ・ヨッフェ、リチャード・グード、レオン・フライシャーなど、優れた音楽家のマスタークラスにも参加。 2011年にスペインのハエン市国際ピアノコンクールで第2位および課題曲最優秀演奏賞を受賞。スロバキアのブラティスラヴァで開かれた2017年ヨハン・ネポムク・フンメル国際ピアノコンクール第3位、アメリカでの2022年第28回ニューオリンズ国際ピアノコンクール第2位、同じくアメリカでの2024年グルヴィッツ国際ピアノコンクール第2位およびオーディエンス・フェイバリット・アワード(聴衆賞)など、数多くの国際音楽コンクールの受賞歴がある。 レコード会社「メロディヤ」からリリースされたCDシリーズ「ロシアとソビエトのピアノ音楽アンソロジー」のレコーディングに参加。 現在、ミズーリ州パークヴィルにあるパーク大学でスタニスラフ・ユデニチ教授に師事。
ガブリエーレ・ストラータ(ピアノ)
同世代を代表するイタリア人ピアニストの一人として急速に頭角を表しつつある。2018年に、イタリアの権威あるピアノコンクール、プレミオ・ヴェネツィアの第35回大会で第1位を獲得、イタリア共和国大統領の盾を授与された。またリオデジャネイロ国際ピアノコンクールで優勝するとともに聴衆賞を受賞。ヨーロッパ各地で定期的に演奏活動を行っており、最近の活動、また今後予定されている活動としては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との初共演、ロンドンのバービカン・センターとカドガン・ホール、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、カーディフ(ウェールズ)のセント・デイヴィッズ・ホール、ムンバイの国立舞台芸術センターなどでの協奏曲デビュー、また、ロンドンのウィグモア・ホール、ミラノのサラ・ヴェルディ、アムステルダムのコンセルトヘボウでのデビュー・リサイタルなどがある。 2019年、ボリス・ベルマン教授の指導のもと、19歳でイェール大学より音楽修士号を取得。 ロンドンのギルドホール音楽演劇学校ではローナン・オホラに、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアではベネデット・ルポに師事し、それぞれアーティスト・ディプロマを取得。 
三浦謙司(ピアノ)
アルゲリッチが審査員長を務めたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールにて優勝及び3つの特別賞を獲得、新な才能としてその名を世界に知られることになる。これまで第4回マンハッタン国際音楽コンクール金賞受賞、第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝など各賞を受賞。 1993年神戸生まれ。4歳から自らピアノを始める。2011年、ロンドン王立音楽アカデミー、ベルリン芸術大学、カーティス音楽院すべて合格、ベルリン芸術大学にてクラウス・ヘルヴィヒ氏に師事、研鑽を積む。2012年夏、音楽の世界から一度離れる決意をし、ベルリン芸術大学を中退。日本で様々な仕事をしながらボランティア活動にも参加。2014年4月、同じくベルリン ハンス・アイスラー音楽大学に入学、エルダー・ネボルシン氏に師事。ワーナークラシックス・ジャパンより2022年11月4日、新アルバム《アイデンティティ》をリリース。 
(c)Harald Hoffmann


オルランド・バス(ピアノ)
イギリス出身のフランス人 ピアニスト、作曲家。 パリ国立高等音楽院でピアノをロジェ・ムラロ、室内楽をイタマール・ゴラン、伴奏法をジャン=フレデリック・ヌビュルジェ、作曲をティエリー・エスケシュに学ぶ。現在、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学において、キリル・ゲルシュタインの指導のもとアーティスト・ディプロマを取得中。 現代音楽の演奏に力を入れており、新しい音楽の熱心な支持者である。過去の音楽を受け入れ理解するには、現存する作曲家とのコラボレーションが重要だという信念を持つ。 モダン楽器と古楽器の両刀使いであり、珍しいピアノを使用することもいとわない。最近では、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番と第4番を古楽器(ピリオド楽器)で演奏している。 20世紀から21世紀にかけて作曲されたピアノ独奏のための「前奏曲とフーガ」のアルバムがインデセンス・レーベルから、また自作曲を集めたアルバムがデュックス・レーベルからリリースされている。他にも室内楽奏者として、あるいは作曲家として、オドラデク、パラディーノ・メディア、トリトン、オルトゥス、パラティ、アパルテ、スンドなどのレーベルから様々なアルバムが出ている。 2023年メシアン・ピアノコンクール第1位。演奏家、作曲家としての活動に対してバンク・ポピュレール財団より選ばれ、2019年から支援を受けている。 多くの室内楽曲とピアノ曲、いくつかのオーケストラ作品、3つのオペラなどを作曲するとともに、定期的に無声映画のためのライブ即興演奏なども行っている。
(c)Jean-Baptiste Millot