ハマのJACK スペシャル・コンサート ~白熱の室内楽~

主催・共催公演

俊英ソリストと弦楽五重奏でおくる協奏曲の調べ

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 シューマン:ピアノ協奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番

2021年~2022年にかけて、協奏曲の魅力を室内楽スタイルで紹介し、各所で好評を博した『横浜18区コンサート』。
今回はその番外編として、3名の若き俊英ソリストを迎えてのスペシャル・コンサートを開催いたします。

マチネ(14:00開演)には、横浜みなとみらいホールとも縁のあるソリストが登場。毎年ホールで開催している演奏家発掘プロジェクト「金の卵を探しています」に出演のヴァイオリニスト 水野琴音は、昨年日本音楽コンクール第1位に輝いた期待の新人です。
後半では、国内外のリサイタルやオーケストラとの共演で活躍を続けるピアニスト 桑原志織が登場します。桑原は第39回横浜市招待国際ピアノ演奏会(2021年)にも出演し、その伸びやかで張りのある音色で聴衆を魅了しました。

ソワレ(18:00開演)では、海外よりゲストを迎えます。今回が初来日となる、欧州で活躍の場を広げる注目のピアニスト、ナターリア・ミルステインがショパンのピアノ協奏曲を披露します。

ソリストを支えるのは、NHK交響楽団団員を中心とした奏者で構成される「ハマのJACKオーケストラ」のメンバー。
今回の演奏会では弦楽五重奏の編成で、ソリストと一体となった親密なアンサンブルをお届けします。
響きの豊かな小ホールで、協奏曲そして室内楽の魅力を存分にお楽しみください。

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公演情報

日時 2024年6月16日(日) 14:00開演(13:30開場) / 18:00開演(17:30開場)
会場 小ホール
出演 【14:00開演】
ヴァイオリン:水野琴音
ピアノ:桑原志織
【18:00開演】
ピアノ:ナターリア・ミルステイン
【両回共通】
ハマのJACK:弦楽五重奏(Vn 三又治彦、Vn 倉冨亮太、Vc 海野幹雄、Va 村松 龍、Cb 松井理史)
曲目 【14:00開演】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
シューマン:ピアノ協奏曲
【18:00開演】
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より 序曲
モーツァルト:きらきら星変奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
料金 全席指定
通し券(昼・夜):3,500円
単独券 一般:2,500円
単独券 学生・65歳以上・障がい者手帳等をお持ちの方:2,000円

未就学児入場不可
主催横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協力特定非営利活動法人ハマのJACK
チケットお取り扱い
お問合せ 横浜みなとみらいホールチケットセンター :045-682-2000
出演者プロフィール
水野琴音(みずの・ことね|ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部3年に宗次德二特待 奨学生第9期生として在学中。学内にて令和5年度平山郁夫文化芸術賞受賞。第92回日本音楽 コンクール第1位、併せてレウカディア賞、鷲見賞、INPEX賞。第21回東京音楽コンクール弦楽 部門第2位及び聴衆賞。第15回アルテュール・グリュミオー国際ヴァイオリンコンクール(ベルギー)第1位及びグランプリ。第24回日本演奏家コンクール弦楽器部門・大学生の部第1位及び 朝日新聞社賞・兵庫県知事賞。第40回霧島国際音楽祭音楽祭賞。第16回ミュージックアカデ ミーin みやざき優秀賞・第28回宮崎国際音楽祭新星たちのコンサート出演。2023年いしかわ ミュージックアカデミーIMA奨励賞。使用楽器は、一般財団法人ITOHより貸与されている1721 年製のピエトロ グァルネリ。これまでに伊東暁美、マウロ・イウラート、小栗まち絵各氏に、現在、 玉井菜採氏、堀正文氏に師事。
桑原志織(くわはら・しおり|ピアノ)
ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクール(2021)、ブゾーニ国際ピアノコンクール(2019)、ヴィオッティ国際音楽コンクール(2017)、マリア・カナルス国際音楽コンクール(2016)、これらの多彩なメジャー国際コンクールで 次々と第2位を獲得し、一躍世界で注目される。ドゥシニキ国際ショパンフェスティバル(ポーランド)をはじめ、ヨーロッパ各地に招かれ、高い評価を得て活躍している。国内外のオーケストラとの共演も数多い。2021年第39回横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。「月刊ショパン」(2021年7月号)では表紙を飾り、巻頭特集が組まれた。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、2014年宗次德二特待奨学生第一期生として東京藝術大学に入学。一年次に日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)。2018年同大学首席卒業。伊藤恵氏に師事。卒業時に安宅賞、大賀典雄賞、平山郁夫文化芸術賞ほか多数受賞。同年4月よりベルリン芸術大学大学院に留学し、クラウス・ヘルヴィッヒ氏に師事。ソリストマスター及び、国家演奏家資格課程を最優秀で修了。スタインウェイ・ベルリン賞受賞。
ナターリア・ミルステイン(ピアノ)
音楽家の家に生まれ、4歳から父であるセルゲイ・ミルステインよりピアノの手ほどきを受ける。 ジュネーヴ高等音楽院ではネルソン・ゲルナーに、またベルリンのバレンボイム・サイード・アカ デミーではアンドラーシュ・シフに師事した。2015年にダブリン国際ピアノコンクールで第1位 を獲得すると、ニューヨークのカーネギーホール(ザンケルホール)、ロンドンのウィグモアホール など世界各地の著名な会場に登場。指揮者ではミッコ・フランク、マティアス・ピンチャーらと 共演。2021年9月発売のセカンド・アルバム『Visions Fugitives』は、批評家が選ぶ 2021年の最優秀録音としてChoc de Classicaを受賞した。数年前より姉でヴァイオリ ニストのマリア・ミルステインとデュオを組み、『La Sonate de Vinteuil』(2017)と 『Ravel Voyageur』(2019)をフランスのレーベル、ミラーレから発表。世界の批評家 から賞賛されている。