みなとみらいクラシック・マチネ〜名手と楽しむヨコハマの午後〜
オペラ・ガラコンサート 寿明義和(ピアノ)

主催・共催公演

シリーズの最後はオペラ・ガラコンサート!

奥田瑛二のナビゲートで楽しむ不朽の名作

 

オペラ・ガラコンサートとして、第1部は「ロミオとジュリエット」を題材に、第2部はオペラ「蝶々夫人」より抜粋演奏する。俳優・映画監督の奥田瑛二をナビゲーターに迎え、明晰なタッチに優しさと厳しさを秘めた無類のピアニスト寿明義和、ダイナミックな声量を持つソプラノ秦貴美子、イタリア正統派リリコ・スピント・テノール城宏憲による競演をお楽しみに!

公演情報

日時 2018年3月7日(水) 12:10開演(11:30開場) / 14:30開演(13:50開場)
会場 大ホール
出演 ソプラノ:秦貴美子
テノール:城宏憲
ピアノ:寿明義和
ナビゲーター:奥田瑛二
曲目 【第1部】
「ロミオとジュリエット」を題材にして
プロコフィエフ:ピアノ組曲 バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品より
プロコフィエフは、シェイクスピアの原作でよく知られた作品に基づき、バレエ「ロミオとジュリエット」(1936年)を作曲した。抜粋した原曲から再構成し、ピアノ組曲として10の小品を作る。1937年にプロコフィエフ自身が初演している。
グノー:オペラ「ロミオとジュリエット」より
フランスのシャルル・グノー(1818-92)は、バッハの平均律曲集を用いた「アヴェ・マリア」で有名である。彼の代表作となったオペラ「ロミオとジュリエット」(1867年)は甘美にしてロマンティックな曲想が散りばめられ、悲劇を劇的に表現した作品となっている。
【第2部】
オペラ「蝶々夫人」より抜粋
プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」より
日清戦争頃の長崎を舞台にしたオペラ「蝶々夫人」の原型は、アメリカ人弁護士ジョン・L・ロングが書いた小説「マダム・バタフライ」(1898年)である。これをもとに戯曲がロンドンでも上演され、観覧したプッチーニが6作目にあたるオペラ「蝶々夫人」(1904年)を作曲した。長崎に寄港したアメリカ海軍士官ピンカートンは15歳の蝶々さんと仮の結婚式をする(二重唱)。身ごもった蝶々さんは帰国したピンカートンを待ち続ける(アリア「ある晴れた日に」)。やっと現れたピンカートンには妻が。そしてピンカートンとの息子を手放し(アリア「さよなら坊や」)、自ら命を絶つ。
イヴァ・ミカショフ:「蝶々夫人の肖像」
イヴァ・ミカショフ(1941-1993)は、ピアニストとして活躍し、ニューヨーク州立大学で20年間教鞭をとる。John Cage、Morton Feldman、Giacinto Scelsiなどの現代作曲家を取り上げ、新しい音楽とアメリカ音楽の振興につとめた。今回の「蝶々夫人の肖像」(1992年)ではプッチーニの名曲を超絶技法のピアノ曲にアレンジした曲で、ハミングコーラスの静謐な部分、そして絶命する最後のシーンは炎が一気に燃え上がるように、劇的に描かれる。
料金 全席指定
1日券:1,800円
第1部・第2部 各:1,000円

ランチボックス券 ¥500(お飲み物・サンドウィッチ・焼菓子)
主催横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
チケットお取り扱い
お問合せ 横浜みなとみらいホールチケットセンター :045-682-2000
みなとみらいクラシック・マチネ〜名手と楽しむヨコハマの午後〜
オペラ・ガラコンサート 寿明義和(ピアノ) [PDF形式:4.0 MB]
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