オルガン・リサイタルシリーズ43
ミシェル・ブヴァール オルガン・リサイタル

主催・共催公演
フランスのオルガン界の巨匠が横浜みなとみらいホールに。

これを聴かなくてどうする!思わずそんな言葉が口をついて出そうなほど、2月に来日するミシェル・ブヴァール氏のリサイタルが待ち遠しい。ブヴァール氏はフランスの伝統を受け継ぐ演奏家として世界的に活躍しており、古典から現代曲まで幅広いレパートリーをもったオルガニストだ。5年前にフランス南部の都市、トゥールーズにあるサン・セルナン大聖堂で聴いたブヴァール氏の圧倒的な演奏が今も鮮やかに耳に残る。サン・セルナン大聖堂のオルガンは、19世紀に活躍し後世のオルガン製作にも大きな影響を与えたカヴァイエ=コル製であり、彼がフランス国内外に500以上も建造したオルガンの中でも傑作と称される名器である。巨匠と名器から生み出された夢のような時間を思い出したら、ますます来日が待ち焦がれるのは言うまでもない。
 横浜みなとみらいホールのパイプオルガン"ルーシー"はアメリカ生まれ・横浜育ちの楽器ではあるが、実はフランスで活躍したカヴァイエ=コルのスタイルを基に製作されており、ブヴァール氏によって今回はどのような音色が紡ぎだされるかが注目される。ルーシーを上品で華やかなパリジェンヌに変身させるような、ブヴァール氏の魔法とも言える演奏を期待したい。
                             横浜みなとみらいホール ホールオルガニスト 三浦はつみ


ヨーロッパの伝統を受け継ぐ正統派のオルガニストとして、ヴェルサイユ宮殿内礼拝堂での演奏も行う、ブヴァールの多彩な魅力をお楽しみください。


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公演情報

日時 2018年2月3日(土) 15:00開演(14:20開場)
会場 大ホール
出演 パイプオルガン:ミシェル・ブヴァール
曲目 E.D.コーロワ/A.イゾワール:「若い娘」にもとづく5つのファンタジー
N.de.グリニー:「ミサ曲」より“ティエルス・アン・タイユのレシ”“5声のフーガ”
F.クープラン:「教区のためのミサ曲」より“グラン・ジュによる奉献唱”
J.S.バッハ/A.イゾワール:4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 (原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 op.3)
J.ブヴァール:バスク地方のノエルによる変奏曲
L.ヴィエルヌ:オルガン交響曲第2番 ホ短調 op.20
料金 全席指定
一般:2,500円
Miraist Club会員:2,000円
学生・65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方:2,000円

※未就学のお子様の同伴、ご入場はご遠慮ください。

Miraist Club会員先行発売:10月29日(日)
チケットセンターWEB先行発売:11月2日(木)
一般発売:11月5日(日)
主催横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
チケットお取り扱い 神奈川芸術協会 045-453-5080
備考 支援:
平成29年度 文化庁・劇場・音楽堂等活性化事業
お問合せ 横浜みなとみらいホールチケットセンター :045-682-2000
オルガン・リサイタルシリーズ43
ミシェル・ブヴァール オルガン・リサイタル
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