【第205回】オルガン・1ドルコンサート 〈 ORGAN 1-dollar CONCERT Vol.205 〉

主催・共催公演
1ドルまたは100円で、本格的なオルガン音楽が聴ける、大人気のオルガンコンサートです!
輝くような明るい音色が特徴の横浜みなとみらいホールのパイプオルガンは"ルーシー"の愛称で多くの方に親しまれています。
2016年度のテーマは「想い出」
出演オルガニストがそれぞれにとって想い出深い作品、作曲家を取り上げ、また皆さまからのご要望が多いJ.S.バッハ作品も取り入れたプログラムでお届けします。

想い出を彩る音楽

この曲を聴くとあの頃の出来事を思い出す、あの時の感情が鮮明に蘇る...。そういう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
匂いや映像、音は、その場の空気や感情とリンクして記憶として頭の中にしまわれるのだそうです。それゆえ音楽は時間を超えて感動を与えてくれたり、励ましてくれたりします。
今回は私の頭の中の、記憶と結びついている音楽を探してみました。
                                                     <石丸由佳>

※都合により、当初予定から出演者が変更になりました。何卒ご了承ください。

公演情報

日時 2016年11月16日(水) 12:10開演(11:30開場)
会場 大ホール
出演 Organ:石丸由佳 Yuka Ishimaru
曲目 L.マルシャン:グラン・ディアローグ
Louis Marchand (1669-1732):Grand Dialogue
J.S.バッハ:わが心の切なる願い BWV727
Johann Sebastian Bach (1685-1750):Herzlich tut mich verlangen BWV727
M.レーガー:「暁の星のいと美しきかな」Op.67/49
Max Reger (1873-1916):Wie schön leuchtet der Morgenstern Op.67/49
O.リンドベリ:夏の牧舎の古い讃美歌
Oskar Lindberg (1887-1955) :Gammal fäbodpsalm
J.シベリウス:交響詩「フィンランディア」Op.26
Jean Sibelius (1865-1957) :Finlandia Op.26
L.ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番ニ短調Op.14よりフィナーレ
Louis Vierne (1870-1934):Symphonie n°1 op.14 en ré mineur : Final
主催横浜みなとみらいホール [公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
★この公演のオルガン調律は、株式会社ヤマハミュージックリテイリング 横浜店のご厚意により行われています。
出演者プロフィール
石丸由佳 Yuka Ishimaru, Organ
東京藝術大学卒業、同大学院修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞、及び大学院アカンサス音楽賞受賞。デンマーク王立音楽院、及びドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学にてソリストディプロマ取得。オルガンを廣野嗣雄、廣江理枝、ハンス・ファギウス、ルドガー・ローマンの各氏に師事。2010年、シャルトル国際オルガンコンクールで優勝、併せてJ.アラン賞受賞。ヨーロッパ10カ国以上に渡り各地音楽祭へ招待され、シャルトル大聖堂やパリのノートルダム大聖堂、マドレーヌ寺院等でリサイタルを行う。リヨン国立管弦楽団やシュトゥットガルト州立管弦楽団、国内では神奈川フィルハーモニーや日本フィルハーモニー等と共演。2011年度文化庁在外研修派遣員。オルガヌム・クラシックス(国内盤:キングインターナショナル)よりCDデビュー、レコード芸術誌の準特選盤に選ばれる。地元新潟のテレビ、NHKラジオ等に出演、また他の楽器や他ジャンルとのコラボレーションを積極的に行うなど、パイプオルガンの普及にも努めている。プリンシパルオルガン教室講師。
HP : http://yukaishimaru.pecori.jp
石丸由佳 Yuka Ishimaru, organ