【第204回】オルガン・1ドルコンサート 〈 ORGAN 1-dollar CONCERT Vol.204 〉
【第10弾】夜も1ドルコンサート

主催・共催公演
1ドルまたは100円で、本格的なオルガン音楽が聴ける、大人気のオルガンコンサートです!
輝くような明るい音色が特徴の横浜みなとみらいホールのパイプオルガンは"ルーシー"の愛称で多くの方に親しまれています。
2016年度のテーマは「想い出」
出演オルガニストがそれぞれにとって想い出深い作品、作曲家を取り上げ、また皆さまからのご要望が多いJ.S.バッハ作品も取り入れたプログラムでお届けします。

旅の想い出

これまで日本中を旅してきましたが、横浜での想い出はとても色鮮やかな記憶として残っており、大好きな街のひとつです。今回は旅の想い出をテーマに、ヴィヴァルディとともにヴェネツィアへ、またバッハが旅立つ兄へ宛てて書いた音楽や、私が子供の頃に両親と初めてサンクトペテルブルクに訪れたときの想い出の曲などを通じて、皆さんを音楽の旅へとお連れします。

                             モニカ・メルツォーヴァ

公演情報

日時 2016年10月26日(水) 12:10開演(11:30開場) / 19:00開演(18:00開場)
会場 大ホール
出演 モニカ・メルツォーヴァ
曲目 J.Sバッハ:協奏曲 ニ長調 BWV972 (原曲:A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV230)
J.Sバッハ:カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに」BWV992
日本の歌による即興
G. フォーレ:パヴァーヌ Op.50
L. ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘(幻想的小品集 組曲第3番Op.54より)
料金 全席指定
全席:100円 または 1ドル (先着2020名)円

*前売りはございません。当日会場へお越しください。
※3歳未満のお子様の客席内へのご入場はご遠慮いただいております。
 1階席ホワイエのモニター席でご鑑賞ください。
※3歳以上就学前のお子様をお連れの方は、
 1階後方の専用エリアにご着席をお願いしております。
※「夜も1ドルコンサート」ではMiraistClub会員特典はございません。
主催横浜みなとみらいホール [公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
★この公演のオルガン調律は、株式会社ヤマハミュージックリテイリング 横浜店のご厚意により行われています。
出演者プロフィール
モニカ・メルツォーヴァ Monica Melcova, organ
1974年、スロヴァキア生まれ。コシチェ音楽院でピアノとオルガンを学んだ後、ウィーン国立音楽大学でハンス・ハーゼルベックとミヒャエル・ラドゥレスクに師事し、優秀な成績で修士号を取得、オーストリア政府栄誉賞を受賞する。
その後、パリ国立高等音楽院の専門課程でオリヴィエ・ラトリーとミシェル・ブヴァールに師事し、チャールズ・レオポルド・メイヤー財団からの援助やソシエテ・ジェネラル音楽奨学金を得た。さらに、ナディア&リリー・ブーランジェ国際基金からの奨学金により、リヨン国立高等音楽院の即興のクラスで研鑽を積む。97年、ブリュージュ音楽祭で名誉ディプロマ、ツィリナ音楽祭で聴衆賞、2000年、リスボンのユネスコ・コンクールで特別賞を受賞。オーストリア放送協会等で放送録音も行っている。
02年、第5代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任し、1年間、演奏家としての活動とともにオルガンの指導にも携わる。以来、日本国内での演奏会にたびたび出演しているほか、札幌でオルガンマスタークラスの指導も継続して行っている。国内では、サントリーホール、東京芸術劇場等で演奏。ヨーロッパの様々な国でも演奏活動を行っており、パリのノートルダム大聖堂、マドレーヌ寺院、リスボンのセ大聖堂、グラナダの王室礼拝堂等で演奏している。 現在はガストン・リテーズ音楽院のオルガンクラス、サン・セバスティアン高等音楽院の即興クラスを担当している。また、12年フランスで開催されたシャルトル国際オルガンコンクールに審査員として招かれている。
モニカ・メルツォーヴァ Monica Melcova, organ