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Just Composed in Yokohama
ー現代作曲家シリーズー
気鋭の作曲家への新作委嘱、そして過去の委嘱作品の再演を軸とする「Just Composed in Yokohama ー現代作曲家シリーズー」。1978年に開始した横浜市の「日本の作曲家シリーズ」を継承して、1999年から毎年度、開催。
このアーカイヴでは、これまでの委嘱作品を紹介します。
作品検索
これまでの委嘱作品を検索できます。
初演年 | 委嘱作曲者 | 作品タイトル |
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公演検索
これまでの「Just Composed in Yokohama ー現代作曲家シリーズー」「日本の作曲家シリーズ」、両公演を検索できます。
開催回 | 開催日 | 公演名 | 委嘱作曲家名:作品名 |
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日本の作曲家シリーズ
1978年より1998年に横浜市が長く開催し、日本の作曲家を広く紹介することに大変功績があったシリーズでした。
毎年1人の「作曲家」が企画・構成・作曲を手掛け、「個展」的な演奏会を開催することが長く特徴となっています。
演奏家も作曲家厳選の素晴らしい演奏家が選ばれて、市民からも愛される企画でした。
横浜市芸術文化振興財団がこの企画を引き継ぎ、有料の演奏会として立ち上げたものが「Just Composed in Yokohama~現代作曲家シリーズ~」です。
第1回 1978年(昭和53年)ー第10回 1987年(昭和62年)
開催回 | 開催日 | 公演名 | 委嘱作曲家名:作品名 |
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1 | 1978年(昭和53年)2月21日 | 現代音楽を聴く夕べ |
早川正昭:シンフォニア(本年度委嘱作品 初演)[弦楽合奏] |
2 | 1979年(昭和54年)3月30日 | 室内楽を聴く夕べ―バロックと現代― |
間宮芳生:Fifer 《空に笛吹く人のいる風景》 (本年度委嘱作品 初演)[Fl(Alt Fl), Ob, Vn, Va, Vc] |
3 | 1980年(昭和55年)3月18日 | 現代日本の室内楽 |
末吉保雄:コレスポンダンスIV (本年度委嘱作品 初演)[Fl, Vn, Pf] |
4 | 1981年(昭和56年)3月18日 | 室内楽、現代の展望 |
八村義夫:ブリージング・フィールド (本年度委嘱作品 初演)[Fl, Cl, Hp, Per, Pf] |
5 | 1982年(昭和57年)3月31日 | 日本の作曲家シリーズV 廣瀬量平の世界 |
廣瀬量平:チェロとピアノのためのヒストリー (本年度委嘱作品 初演) 廣瀬量平:フルート独奏のための《讃歌(ヒム)》 (本年度委嘱作品 初演) |
6 | 1983年(昭和58年)3月31日 | 日本の作曲家シリーズVI 水野修孝作品の夕べ |
水野修孝:日本大太鼓とティムパニーのための〈鼓動〉 (本年度委嘱作品 初演) |
7 | 1984年(昭和59年)3月30日 | 日本の作曲家シリーズVII 吉松 隆 魚座の音楽展 |
吉松 隆:虹色ぷりずむII (本年度委嘱作品 初演)[2Pf] |
8 | 1985年(昭和60年)3月29日 | 日本の作曲家シリーズVIII 三善 晃 MESSAGE SONORE |
三善 晃:メサージュ・ソノール (本年度委嘱作品 初演) [Fl, Cl, Cb, Mar, Per] |
9 | 1986年(昭和61年)3月28日 | 日本の作曲家シリーズIX 野田暉行作品の夕 ふたたび歌を求めて |
野田暉行:庭園にて (本年度委嘱作品 初演) [Vn, Pf] 野田暉行:弦楽四重奏曲 (本年度委嘱作品 初演) |
10 | 1987年(昭和62年)3月27日 | 日本の作曲家シリーズX 西村 朗個展 ガメランの色彩とヘテロフォニーの官能 |
西村 朗:《雅歌II~聖音を伴う抽象的なヘテロフォニー~》 (本年度委嘱作品 初演) [Fl, Cl, Vn, 2 Pf] |
第11回 1988年(昭和63年)ー第20回 1997年(平成9年)
第21回 1998年(平成10年)ー
開催回 | 開催日 | 公演名 | 委嘱作曲家名:作品名 |
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21 | 1998年(平成10年)2月20日 | 日本の作曲家シリーズ第21回演奏会 武満徹メモリアル 虹へ向かって、パルマ |
伊藤弘之:2台のピアノとオーケストラのための《シーシュポスの神話》 (本年度横浜市文化振興財団委嘱作品 初演) ※ピアノ:長尾洋史、山田武彦 |
Just Composed in Yokohama ー現代作曲家シリーズー
1999年、財団法人 横浜市文化振興財団(現 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)によって、企画をスタート。
専門性の高い3人の企画委員が演奏会としての内容の充実を図るため企画・構成を担います。
企画委員が指定する委嘱作曲家による新作発表、選り抜きの出演メンバーの選定、その年の企画テーマに沿った選曲、その中でもとりわけ過去の委嘱作品(日本の作曲家シリーズとJust Composedシリーズの委嘱作品)を再演する試みが重要です。
企画委員の変化にあわせて、毎年変化し個性がある演奏会となっております。
また横浜みなとみらいホールに開催会場が定着していく中で、事前に現代音楽に触れるレクチャーを無料で開催、敷居を下げる努力を続けています。