【出演者・曲目変更のお知らせ】3月2日開催「N響オーチャード定期 2023/2024 東横シリーズ」
2024年1月25日 (木)
3月2日(土)「N響オーチャード定期2023/2024 東横シリーズ 渋谷⇔横浜 <ブラームス・チクルス> Supported by IHI 第127回」に出演を予定していた指揮・クラリネットのアンドレアス・オッテンザマー氏は、肉体的不調によりクラリネットの演奏が困難となりました。
つきましては、同公演ではアンドレアス・オッテンザマー氏は指揮に専念し、クラリネット独奏は、アンドレアス・オッテンザマー氏の兄でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務めるダニエル・オッテンザマー氏が務めます。
また、この出演者変更に際して曲目の一部を変更いたします。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
<変更後の公演内容>
【出演】
指揮:アンドレアス・オッテンザマー
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー
【曲目】
〈変更前〉 クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品120-1(ブートラック&オッテンザマー編)
〈変更後〉 クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2(コンツ編)
【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)
ダニエル・オッテンザマー(クラリネット) プロフィール
2009年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者。
デンマークのカール・ニールセン国際コンクールのほか、多くの権威あるコンクールでの受賞経験を誇る。
ソリストとして、ロリン・マゼール、グスターボ・ドゥダメル、アンドリス・ネルソンス、ファビオ・ルイージ、ケント・ナガノらの指揮のもと、ウィーン・フィル、ザルツブルク・モーツァルテウム管、N響などと共演を重ねている。また、2021年にはザルツブルク音楽祭にソリストとしてデビューを飾り、マンフレート・ホーネック指揮/カメラータ・ザルツブルクとモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏した。
ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーで構成され、クラシック、ジャズ、スウィング、フォークミュージックに取り組むアンサンブル“フィルハーモニクス”の創設メンバー。同アンサンプルとは2018年にオーパス・クラシック賞を受賞した。
室内楽ではダニエル・バレンボイム、ルノー・カプソン、ミッシャ・マイスキー、ハーゲン・クァルテット、歌手のバーバラ・ボニー、トーマス・ハンプソン、ほかにもボビー・マクファーリンらと共演している。
録音も多く、ソロ演奏ではモーツァルトとジャン・フランセのクラリネット協奏曲をソニー・クラシカルからリリース。“フィルハーモニクス”では、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んでいる。
2022年に幼なじみのシュテファン・コンツ(チェロ)、クリストフ・トラクスラー(ピアノ)と組み、あらゆる時代に書かれたクラリネット三重奏曲を取り上げた7枚組のディスク「The Clarinet Trio Anthology」をデッカから発売し、新譜を引っ提げた全12公演のアジア・ツアーを成功させた。2023年には、アダム・フィッシャー指揮/ウィーン・フィルとの共演で、ニールセンのクラリネット協奏曲をソニー・クラシックからリリースした。
2024/25年シーズンから、大阪フィルハーモニー交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスに就任する。