Just Composed 2020 Winter in Yokohama ー現代作曲家シリーズー
時代を超える革新
主催・共催公演
横浜芸術アクション事業
Just Composedに山根一仁が登場!
2019年芥川也寸志サントリー作曲賞受賞の稲森安太己の新作を初演
気鋭の作曲家への新作委嘱、そして過去の委嘱作品の再演を軸とする「Just Composed in Yokohama ― 現代作曲家シリーズ ―」。1977年に開始した横浜市の「日本の作曲家シリーズ」を継承して、1999年から毎年度、開催しています。
今回は、横浜ともゆかりの深いヴァイオリニストの山根一仁を選定委員に迎え、ドイツを拠点に精力的に活躍し、昨年には芥川也寸志サントリー作曲賞を受賞した稲森安太己に作曲委嘱しました。稲森が、山根とピアニスト阪田知樹の名技性に触発されて作曲したという新曲は、ルネサンスの音楽理論書『音楽の詩学』(1606年)に書かれた「良い音楽」の条件から採った3つのフレーズを各曲のタイトルに掲げたもの。400年の時を超えて、古の音楽美が現代の音楽として浮かび上がります。
また、弦楽四重奏のために書かれた挾間美帆のJust Composed 2015委嘱作品がヴァイオリンとピアノのためのデュオとして生まれ変わり、挾間と山根が初共演するのも、注目ポイントです。
今回のプログラムに込められたテーマは、作曲家の革新性。一見「前衛」とは見えなくとも、後世の作曲家たちに多大な影響を及ぼしたバッハは、山根が「音楽を語るうえで無視できない存在」「自分が今、演奏したい作曲家」として、プログラムに組み込みました。それぞれの作曲家が、新たなる表現を用いて音楽の局面を切り拓いてきた様を、現代に生きる私たちに残された手紙ともいえる作品たちから聴き取っていただけるのではないでしょうか。
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関連レクチャー
「白石美雪によるJust Composed 2020 Winterの楽しみ方」
日時:2020年12月12日(土) 17:00~(16:40開場)
会場:横浜みなとみらいホール レセプションルーム
出演:山根一仁(ヴァイオリン)、稲森安太己(作曲家)、白石美雪(武蔵野美術大学教授、音楽学者)
事前申し込み制・入場無料:レクチャーのみのご参加も歓迎!
受付開始日:2020年10月15日(木)
横浜みなとみらいホール チケットセンター 045-682-2000(10:00~17:00)
公演情報
日時 | 2020年12月13日(日) 17:00開演(16:30開場) |
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会場 | 小ホール |
出演 |
ヴァイオリン:山根一仁 ピアノ:阪田知樹 ピアノ:挾間美帆 |
曲目 |
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 J. S. バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ハ短調 BWV 1017 挾間美帆:CHIMERA (Just Composed 2015 委嘱作品/2020Winter編曲委嘱|初演)※ 稲森安太己:Motus intervallorum (Just Composed 2020 Winter委嘱作品|初演) ナッセン:ヴァイオリンとピアノのための《反射》 タンスマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 |
料金 |
全席自由
一般:3,000円 Miraist Club 会員:2,700円 65歳以上の方・障がい者手帳をお持ちの方2,800円* 学生 1,500円* *横浜みなとみらいホールチケットセンター窓口及び電話のみ取扱い ※本公演は、前後左右を空けた客席配置(入場定員50%)で開催いたします。 |
主催 | 横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団) |
共催 | 横浜アーツフェスティバル実行委員会 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
チケットお取り扱い |
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お問合せ | 横浜みなとみらいホールチケットセンター
:045-682-2000
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